特集 外来診療・小外科マニュアル
Ⅷ.四肢・皮膚
112.伏針
小森山 広幸
1
Hiroyuki KOMORIYAMA
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院外科
pp.294-296
発行日 1997年10月30日
Published Date 1997/10/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902989
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疾患の概念
伏針(ふくしん)retained needlesとは縫い針などの鋭利な物が体表から皮下組織,筋肉,関節内などに迷入した状態をいう.摘出が容易なこともあるが,針が途中で折れて遺残している場合もあり,必ずX線検査を行う.さらに,関節内伏針や神経障害,血管損傷が疑われる場合は,速やかに専門医に相談する.
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