学会印象記
第35回日本臨床外科医学会総会印象記
榊原 宣
1
,
吉田 雋
2
,
平井 慶徳
3
1東京女子医大消化器病センター
2東京医科歯科大学第1外科
3順天堂大学小児外科
pp.70-73
発行日 1974年1月20日
Published Date 1974/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205959
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第35回日本臨床外科医学会総会は10月27日から3日間,山口市で開かれた.山口市民会館大ホールなど4会場には,全国の大学,民間の臨床外科医約2,000人のほか,中華医学会訪日代表団6名(団長・呉咸中天津市南開医院副院長外科副教授)やWilliam C.Shoe-maker New York市立大学教授が招聘講演に参加した.総会は,「そけいヘルニアの外科」,「植物状態人間の臨床」,「老人外科」など6シンポジウムを中心に,胃,乳腺,胆道など30分野にわたつて活発な討議がなされた.なお第2日目に行なわれた総会議事で,次回第36回日本臨床外科医学会総会会長に群馬大藤森正雄氏,準備委員長に同小泉次郎氏が選ばれ,1974年10月18日より3日間,群馬県前橋市で開催されることになつた.
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