Japanese
English
論説
吻合部潰瘍の検討
Clinical study of recurrent ulcer
板東 隆文
1
,
豊島 宏
1
,
増田 弘毅
1
Takafumi BANDOH
1
1日赤医療センター第2外科
pp.1747-1754
発行日 1973年12月20日
Published Date 1973/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205943
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はじめに
欧米では300例以上の吻合部潰瘍(以下Upj)検討例が報告されているが(第1表),本邦では300例そこそこで比較的まれな疾患と考えられている.当科では,十二指腸潰瘍(以下Uld)には原則として選択的迷走神経切断術+幽門切除術を行なうことにしているが,幽門洞の生理,胃酸分析の新しい概念から7例のUpjを検討し,Upj発生の観点から各術式に考察を加えてみた.
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