Japanese
English
論説
胃癌の発育様相の再検討
Reconcideration on pattern of growth at the gastric cancer
樺木野 修郎
1
,
小篠 俊之
1
,
春田 晧之
1
,
山崎 筑後
1
,
山崎 一城
1
,
力丸 健
1
,
河野 洋
1
,
重藤 紘
1
,
栗林 信介
1
,
根井 宏
1
Tadao KABAKINO
1
1久留米大学医学部脇坂外科教室
pp.1453-1458
発行日 1973年10月20日
Published Date 1973/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205906
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はじめに
胃癌根治術の確立,化学療法,免疫療法などによつて,胃癌の遠隔成績は向上の一途をたどりつつある.
しかしながら,外科医の取扱う胃癌の中で,進行癌,末期癌の占める頻度は高く,一方,早期胃癌の中で,Ⅱc早期胃癌とその進行癌の肉眼的所見が相類似するために,その分類の上に1つの問題をなげかけているようである.
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