今月の主題 胃潰瘍〔3〕
症例
多彩な様相を呈した早期胃癌の1例
中島 敏夫
1
,
小林 弘明
2
,
広瀬 俊太
3
,
山田 良太郎
3
,
森 茂
4
,
野崎 公敏
4
1大阪大学医学部西川内科
2大阪大学医学部中央臨床検査科
3大阪大学医学部陣内外科
4大阪大学医学部放射線科
pp.565-568
発行日 1966年9月25日
Published Date 1966/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112074
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Ⅰ.症例
患者:神○照○ 63歳 男,会社役員
主訴:心窩部痛
既応症:8年前テール便,十二指腸潰瘍として治療
家族歴:特記すべきものなし
現病歴:2年前より心窩部圧重感,不快感あり,最近増強し,心窩部痛ことに空腹時痛を訴えるようになり,阪大西川内科を受診した.胃レ線で胃癌を疑われ,胃内視鏡で早期胃癌として手術適応と決定,外科へ紹介された.
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