Japanese
English
論説
自動車交通事故による頸部症候群の転帰に関する統計的観察<Ⅱ>
Statistical observation on cervical syndrome following an automobile accident <Ⅱ>
木下 公吾
1
,
片木 良典
1
Kōgo KINOSHITA
1
1愛媛県東予町共立病院脳神経外科
pp.235-244
発行日 1972年2月20日
Published Date 1972/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205550
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
前編に続き,自動車交通事故による頸部症候群の自験例について,転帰に関する統計的観察を述べる.対象とした症例数は,治療期間を含まない単なる転帰(以下,単なる転帰と記す)では430例,治療期間を考慮した転帰の観察では395例である.
来院の時期による分類は,受傷後1週間以内に来院したものを急性例,それ以後1カ月以内のものを亜急性例,受傷後1カ月を過ぎて来院したものを慢性例とした.
Copyright © 1972, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.