Japanese
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特集 術後困難症の処置
消化管手術後の便通異常—特に胃切除,迷走神経合併術後および大腸全切除術後の下痢について
Diarrhea-after gastrectomy combined with vagotomy and total colectomy
柳川 荘一郎
1
,
池田 典次
1
,
山岸 三木雄
1
Sôichirô YANAGAWA
1
1横浜市立大学医学部 山岸外科学教室
pp.319-324
発行日 1968年3月20日
Published Date 1968/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407204534
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はじめに
一般に,消化管の手術後には,いろいろの便通の異常が起こりやすいことが知られている.
その中で,もつとも重要視されているものに,下痢,脂肪便があり,この他にも下痢をし易くなつた,排便回数の増加,あるいは便秘などを訴えるものも少なくない.
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