Japanese
English
論説
食道癌手術例の検討
Studies on the esophageal carcinoma cases treated surgicaly
本多 憲児
1
,
萱場 定次
1
,
元木 良一
1
,
加藤 功其
1
,
千葉 惇
1
,
河村 孝
1
Kenji HONDA
1
1福島県立医科大学本多外科教室
pp.747-751
発行日 1966年6月20日
Published Date 1966/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203991
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食道癌手術はSweet等1),中山等2)の偉大なる業績によりその手術成績はきわめて良好となつた.しかし食道癌手術を第一線の病院において行なうことはかなり危険が伴うようである.ことに第一線の病院においては比較的末期の食道癌に対して手術を行なうことが多いのでさらに成績が不良となる.
われわれも今日まで41例の食道癌手術を行ない,種々検討を行なつたが,従来の方法では手術手技未熟のためか,先輩諸家のごとき良好な成績をあげることができなかつた.そこでわれわれの41手術例について2,3検討を行なつた.
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