Japanese
English
論説
腎性高血圧症の外科
Surgery of renal hypertension
上野 明
1
,
野原 不二夫
1
,
菱田 泰治
1
,
村上 国男
1
,
関 正威
1
,
根本 〓
1
,
若林 明夫
1
Akira UENO
1
1東京大学医学部木本外科教室
pp.1337-1344
発行日 1965年10月20日
Published Date 1965/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203774
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腎性高血圧の一部は副腎性のそれとならんでいわゆる"治癒しうる高血圧"として手術対象とされているものである1)43).その比率は高血圧の5〜6%から,20%前後を占めるともいわれるが,従来なら本態性高血圧と考えられた症例が検査法の進歩と相まつてさらに増加する可能性がある.著者らは教室における手術経験から腎性高血圧症をとくに血管外科的立場からその現段階の考え方について簡単に論説を試みてみたいと思う.
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