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講座 境界領域
骨転移癌のレ線像と組織像
Radiographic and histopathological appearance of metastatic carcinoma of bone
伊丹 康人
1
,
赤松 功也
1
,
高槻 先歩
1
Yasuto ITAMI
1
,
Noriya AKAMATSU
1
,
Senpo TAKATSUKI
1
1慈恵医大整形外科
pp.482-490
発行日 1965年4月20日
Published Date 1965/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203578
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はじめに
転移性骨癌は一般に考えられているより,かなり多いものである.40歳以上の骨腫瘍をみたばあいは,まず転移性骨癌と考えてよい.しかも,転移巣から逆に原発巣を知ることも少くない.しかし,ときには,組織的に検索しても,その未分化像のために原発巣が不明の場合もある.また,火もとが小さくて解剖所見でも判明しないことすらある.
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