カンファレンス
縦隔洞腫瘍・上大静脈狭窄
小島 憲
1
,
平野 謙次郎
1
,
林 豁
2
,
宍戸 隆典
3
,
布施 為松
3
,
上野 幸久
4
,
藤田 五郎
5
,
太田 怜
4
,
森永 武志
4
,
隅越 喜久男
6
,
武田 定衛
3
1自衛隊中央病院
2自衛隊中央病院診療1部
3自衛隊中央病院外科
4自衛隊中央病院内科
5自衛隊中央病院外来
6自衛隊中央病院研究部2課
pp.477-481
発行日 1965年4月20日
Published Date 1965/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203577
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藤田 ただ今から第260回のCPCを行ないます.外科の武田医官,現病歴をまず説明してください.
武田 患者は,小○昭○氏,35歳の会社員です.主訴は顔面の浮腫と軽い呼吸困難,家族歴には特別のものはありませんが,既往歴としては,幼児期に気管支喘息,18歳で腎炎,24歳のとき肺炎を患つているほか,28歳で虫垂切除術をうけております.タバコは1日約20本,酒は約2合ていどを嗜みます.
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