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講座 境界領域
内軟骨腫のレ線像と組織像(その2)
Radiographic and Histopathological of Enchondroma (2)
伊丹 康人
1
,
赤松 功也
1
,
井上 新也
1
Yasuto ITAMI
1
,
Noriya AKAMATSU
1
,
Shinya INOUE
1
1慈恵会医科大学整形外科
pp.92-97
発行日 1965年1月20日
Published Date 1965/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203521
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§多発性内軟骨腫,multiple enchondromatosis,skeletal enchondromatosis
本症は軟骨組織の高度の増殖が多数の骨の中間帯部を中心にして現われるものである.遺伝的性格が考えられたがその確率は少ない.先天性であるかどうかということも確証はない.幻小児に発見され種々な四肢の変形や肢長の短縮などを見るようになる.臨床症状の少いことが多いので四肢に変形があらわれたり病的骨折をおこすことによつて初めて気づくこともある.
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