カンファレンス
脳腫瘍(肺癌の脳転移か)
小島 憲
1
,
平野 謙次郎
1
,
平福 一郎
2
,
福田 圀如
3
,
宍戸 隆典
4
,
上野 幸久
5
,
小沢 啓邦
6
,
大出 良平
7
,
太田 怜
5
,
堀之内 宏太
8
,
森永 武志
5
,
藤田 五郎
9
,
蓬来 裕
7
,
細田 誠治
8
1自衛隊中央病院
2自衛隊中央病院研究部
3自衛隊中央病院呼吸器科
4自衛隊中央病院外科
5自衛隊中央病院内科
6自衛隊中央病院臨床検査課
7自衛隊中央病院放射線科
8自衛隊中央病院脳神経外科
9自衛隊中央病院外来
pp.1695-1701
発行日 1965年12月20日
Published Date 1965/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203841
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藤田(司会) 今日の臨床検討会は,脳神経外科から提出され,脳腫瘍という臨床診断のついている51歳の男性の症例です.記録を一とおり読ましていただいたところでは,昭和36年末に,某療養所において肺癌のために,肺の区域切除をうけており,その翌年,当院においてCo60の照射による後療法をうけたといら既往歴がありますので,そのあたりに重点をおいて大いに検討願いたいと思います.
脳神経外科の細田医官のほうから,既往歴と現病歴について先に説明してもらうことにします.
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