症例
兄姉にみられた十二指腸憩室について
清成 正智
1
,
木村 道生
2
Mchio KIMURA
1
1福岡市香椎外科
2九州大学医学部三宅外科教室
pp.248-251
発行日 1965年2月20日
Published Date 1965/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203547
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十二指腸憩室は第1表に示すごとく,レ線学的に大体1〜2%前後の発見率であり,さほど稀な疾患ではないが,私達は最近兄妹に観られ,共に切除して治癒せしめたので報告す.兄弟に観られたのは本邦では渡辺の一組があるが,共に切除し得たのは私達の症例のみである.
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