Japanese
English
綜説
胆道癌
Carcinoma of the gall bladder and extrahepatic bile ducts
秋田 八年
1
,
倉内 睦雄
1
Hachinen AKITA
1
,
Mutsuo KURAUCHI
1
1鹿児島大学医学部第二外科教室
1the second surgical department, Kagoshima University, School of Medicine
pp.699-707
発行日 1961年8月20日
Published Date 1961/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202801
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
本稿では胆嚢を含めて肝外肝管からVater氏胆膵管膨大部までの範囲を取扱うことにする.
従来の記載を見ると肝外胆管の癌を論ずる場台Vater氏膨大部と膵頭部の取扱いがまちまちであり,剖検材料を主とした研究にはこれを区別したものが多いが,臨床材料では実際上その鑑別が必ずしも容易でなく,また古くは両者を分ける意義が軽視されたので総胆管末端部を含めてこの付近の癌を膨大部周囲癌(periampullary carcinomas)として一括しているものも多い.
Copyright © 1961, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.