Japanese
English
薬剤
ホスタサイクリンの腹腔内使用について—特に腹膜癒着形成におよぼす影響について
The Effect of Local Use of Hostacycline on the Production of the Peritoneal Adhesions
長谷川 明男
1
,
糸井 純三
1
,
石原 義郎
1
Akio HASEGAWA
1
,
Junzo ITOI
1
,
Yoshiro ISHIHARA
1
1名古屋大学医学部附属病院分院外科
1Department of Surgery, Branch Hospital of Nagoya University
pp.245-248
発行日 1961年3月20日
Published Date 1961/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202730
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緒言
化学療法剤および抗生物質の進歩普及にともなつて腹膜感染の防止,腹膜炎処置の目的で種々な薬剤が色々な方法で使用され検討されているが,局所使用法の一つとして腹腔内投与法があり,その効果が認められている.
近時使用法が容易でかつ組織損傷の危険なしにすぐれた耐薬性を有する非経口用製剤としてPyrrholidino-methyl-tetracycline(PRM-TC)が提供され,これが静脈注射のみならず腹腔内に散布して使用することも可能といわれている.
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