Japanese
English
薬剤
輸血蕁麻疹に対するハイスタミンの使用経験
Experience of the use of "Hystamin" in urticara by blood transfusion
加藤 出
1
,
岩田 智雄
1
Izuru KATO
1
,
Tomoo IWATA
1
1日本大学医学部第一外科
pp.969-972
発行日 1959年9月20日
Published Date 1959/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202465
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
近年外科医学の発展に伴つて大手術も比較的簡単に行えるようになり,輸血,補液の普及に伴い保存血の利用度も益々増大しつつあるようである.それにつれて輸血の副作用も時折散見されるが,蕁麻疹,悪感戦慄などの軽い副作用は経験のない医家はないであろう.
最近輸血による蕁麻疹に対し,エーザイ研究室製品であるハイスタミンDiphenylpyralineを使用する経験を得,良好な効果を納めたのでここに報告する.
Copyright © 1959, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.