Japanese
English
薬剤
キシロカインに依る腰麻の経験
The experiences of the lumbar anesthesia with Xylocaine
大山 正信
1
,
金子 輝夫
1
,
多田 慶介
2
Oyama Masanobu
1
,
Kaneko Teruo
1
,
Tada Keisuke
2
1旭川赤十字病院
2北海道大学医学部第2外科
1Asahikawa Red Cross Hospital
2The 2nd Surgical Clinic of Medical Dept., Hokkaido Univ
pp.879-883
発行日 1958年9月20日
Published Date 1958/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202241
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緒言
腰椎麻酔はBierの創始以来,好んで使用された麻酔法である.腰麻に際しその望むべき理想は,より安全,より確実と云う事であろうか.古来,本目的をみたすべく各種の腰麻剤が使用されてきた.最近3%キシロカイン(以下Xとする)が市販され,私共も現在迄各種疾患86例に使用する機会を得たが,本報告では虫垂炎に使用した成績に就いて述べ,併せてペルカミンS(以下Pとする),及び高比重ヌペルカイン(以下Nとする)の成績と対比して報告します.
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