Japanese
English
統計
港湾荷役作業中に起きた骨折の経験
Studies on the fractures stevedores at the harbor
內田 善敬
1
,
片山 寿
1
,
大出 忠之
2
1東大分院外科
2横浜港湾病院
pp.189-193
発行日 1958年2月20日
Published Date 1958/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202147
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緒言
現在迄,骨折の統計的観察は多く発表されているが,特に其の対象を港湾荷役作業中の骨折に対して行つたものは少い.我々は昭和28年10月から30年3月に至る期間に,横浜港荷役作業中に起きた骨折334例を診療し,全例が受傷時より労災保険診療上の所謂治癒に至る迄の全経過を詳細に観察する機会を得たので,それら骨折の原因,発生状態,治療,経過及び治癒時の状態等につき観察を試み,2,3の特徴を認めた.
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