Japanese
English
症例
膵頭十二指腸切除術により治癒せしめた下部総輸胆管癌の1例
Cancer of the Common Bile Duct, Report of a Case treated by Pancreatoduodenectomy
福田 七生
1
,
岩佐 雄三
1
Nanae Fukuda
1
,
Yuzo Iwasa
1
1岡山大学医学部津田外科教室
pp.677-680
発行日 1957年8月20日
Published Date 1957/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202038
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1935年Whippleが膵頭十二指腸切除術式を発表して以来各方面より検討改良され,今日欧米においては一般に広く普及し,その手術例も極めて多数に及んでいる.
一方本邦においては漸く最近になつて本手術術式についての関心が急に高まり手術成功例も散見できるようになつた.しかし多くは膵頭癌,ファーテル氏乳頭部癌,胃癌の膵内浸潤,慢性硬化性膵炎等を対象としたもので,下部総輸胆管癌に本手術を施行した記録は少い.
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