Japanese
English
特集 整形外科特集号
先天性骨系統疾患の一型について
A type of acquired disease of bone-system
猪狩 忠
1
,
佐々木 仁一
1
,
志田 進
1
Kadashi IKARI
1
1国立仙台病院整形外科
1Orthopedic surgery, National Miyagi Hospital
pp.825-831
発行日 1954年11月20日
Published Date 1954/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201543
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
緒言
骨系統疾患を眺める一つの基準として,発現の場と造軟骨細胞及び造骨細胞の能力の立場から一元的に解釈しようとする傾向が強くなつて来ておる.私共が次に述べようとする一疾患は以上の観点から分類上の位置に因る様な,又文献的にこれ迄渉猟した限りでは島氏の類似例が唯一例,然も重要な造骨細胞の現れ方については必ずしも一致してないという先天性骨系統疾患で無理に類似性を求めるならばDysostosis cleido-cranialis, Os_teognesis-imperfecta.及びOsteopetrosis,の根本的に相異なる疾患を一緒にした様な疾患を経験したので出来る丈けの検索を加えて見た.
Copyright © 1954, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.