Japanese
English
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虚脱肺への肋骨移植縫縮術
Implantation of the Rib-Grafts into the Collapsed Lung in the Extrapleural Pneumolysis
河村 謙二
1
,
杉山 フカシ
1
,
東 平介
1
,
根本 浩介
1
Kenji KAWAMURA
1
,
Fukashi SUGIYAMA
1
,
Heisuke HIGASHI
1
,
Kosuke NEMOTO
1
1京都府立醫科大學横田外科教室
1Surgery of Kyoto Furitsu Medical College
pp.101-103
発行日 1951年3月20日
Published Date 1951/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200776
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この手術の目的は結核肺殊に空洞ある結核肺に対して現今行われている種々の手術法—胸廓成形術,肋膜外充填術,肺縫縮術等と同樣に空洞を圧縮,閉鎖せしめ,病竈を沈靜せしめて之が治癒を促進せんとして考えたものであつて,先づ結核病竈の結合織化を能動的に盛んならしめ,併せて從来行われている手術法による病肺に対する機械的作用,形態面からの治癒條件を兼ね満そうと云うのがその主眼点である.
その根拠とする所は,その一部は本年の外科学会総会で述べた所であるが,主として東等の実驗の結果を基礎とするものである.
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