Japanese
English
外科と病理
穿孔した十二指腸潰瘍の一剖檢例
An Autopsy Case of Perforated Duodenal Ulcer
黑羽 武
1
,
古川 弘平
1
Takeshi KUROBANE
1
,
Kohei FURUKAWA
1
1東北大学医学部病理学教室
1Pathological Dept., Tohoku Univ.
pp.519-520
発行日 1950年10月20日
Published Date 1950/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200713
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- Abstract 文献概要
胃及び十二指腸潰瘍は文化病の一とされ,戰後は特に本病が増加する傾向にあるとゆう(川島). 一方に於て東北地方では最近,蛔虫症の作爲による急性症が注目を惹き,外科的に種々興味ある知見も報告される(槇,島田). 茲に記載せんとする症例は,患者自身が内科医であって,診断を考え過ごした点に多くの教訓を含んでいる.
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