Japanese
English
外科と病理
多形細胞性肝外膽道癌の一剖檢例
An Autopsy Case of Polymorphocellular Carcinoma of the Extraphepatic Bile Duct
黑羽 武
1
Takeshi KUROBANE
1
1東北大學醫學部病理學教室
1Medical Dept., Tohoku Univ.
pp.150-151
発行日 1950年3月20日
Published Date 1950/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200620
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- Abstract 文献概要
胆道や膵臟の癌は外科的に興味の少い疾患であるかも知れぬが,さりとて之を全く治療の埓外におくことも人道的でない. 発生部位によつては胆道を別途に誘導することに依り少くとも,症状軽減に一縷の希望はある. 茲に掲げた症例は剖檢の結果,手術の適應とはなり兼ねた局所所見を証明したが,病理学的に甚だ與味ある組織像を示していた.
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