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特集 早期胃癌の外科治療を極める—「EMR 適応外」への安全で有益な縮小手術を求めて
手術手技のポイント
—縮小手術のコツとピットフォール①—噴門側胃切除術(観音開き法)
Valvuloplastic esophagogastrostomy using double flap technique after proximal gastrectomy
西﨑 正彦
1
,
黒田 新士
1
,
松村 年久
2
,
高嶌 寛年
3
,
加藤 大
4
,
菊地 覚次
1
,
桒田 和也
1
,
香川 俊輔
1
,
藤原 俊義
1
Masahiko NISHIZAKI
1
1岡山大学大学院消化器外科学
2津山中央病院外科
3庄原赤十字病院外科
4鳥取市立病院外科
pp.1464-1471
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200143
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【ポイント】
◆噴門側胃切除術後の再建方法は食道残胃吻合法,空腸間置法,空腸囊間置法,ダブルトラクト法の4種類が挙げられるが,いまだ標準再建法は確立されていない.
◆噴門側胃切除術は胃全摘術に対する縮小手術の位置づけであるが,1950年代には欧米で逆流性食道炎の根本的治療として研究・開発されていた.
◆噴門側胃切除術の郭清および逆流防止弁形成食道残胃吻合法(観音開き法)のコツとピットフォールを概説する.
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