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特集 早期胃癌の外科治療を極める—「EMR 適応外」への安全で有益な縮小手術を求めて
縮小手術のための画像診断のポイント
胃癌の深達度診断と進展範囲の診断:アップデート
Endoscopic diagnosis of depth and extent of invasion of gastric cancer
宮原 良二
1
,
舩坂 好平
2
,
古川 和宏
1
Ryoji MIYAHARA
1
1名古屋大学医学部付属病院消化器内科
2名古屋大学医学部付属病院光学医療診療部
pp.1430-1437
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200137
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【ポイント】
◆通常内視鏡による観察は白色光による非拡大観察が基本であり,病変の肉眼型,大きさを把握し,形態から診断を行う.
◆拡大内視鏡ではNBI,BLIを併用して観察する.まず中程度の拡大率で病変の境界を確認し,強拡大にて微小血管,微細粘膜構造を評価する.
◆超音波内視鏡では病変の最深部の断層像を得ることにより,客観的な深達度診断が可能となる.
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