増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理
7.その他
鼠径ヘルニア(小児)
渡井 有
1
,
大橋 祐介
1
,
田山 愛
1
,
土岐 彰
1
,
藤井 智子
2
,
岩本 泰斗
2
,
世良田 和幸
2
Yu WATARAI
1
1昭和大学横浜市北部病院こどもセンター小児外科
2昭和大学横浜市北部病院麻酔科
pp.207-210
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200034
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最近の知見と重要ポイント
□従来の鼠径法に加えLPECも標準化され,患側と反対側の観察・手術が可能となった.
□国内外で術前絶飲食ガイドラインが作成され術前・術後の長時間の絶飲食は改善され,経口摂取を積極的に勧めるエビデンスが確立されてきた.
□神経ブロック用超音波装置の開発・改善により安全に局所麻酔ブロックが行えるようになり,小児の鼠径ヘルニア手術においても施行され,良好な結果が得られている.
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