増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理
7.その他
鼠径ヘルニア(成人)
長尾 厚樹
1
,
伊藤 契
1
,
針原 康
1
Atsuki NAGAO
1
1NTT東日本関東病院外科
pp.203-206
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200033
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最近の知見と重要ポイント
□安全性,利便性,根治性を提供できる手術および周術期管理を目指す.
□具体的には低侵襲,低リスク,低コスト,患者満足度の向上,合併症のない再発0根治を目指した手術を行う.
□当院では,原則として全例に膨潤局所麻酔法を用いて,日帰り〜2泊3日までの入院期間を患者さんに選択していただき,それぞれのパスを導入し,それらに沿って手術および周術期管理を行っている.
□最終目標は,患者への身体的,精神的,経済的負担をできる限り軽減し,臨床的に鼠径ヘルニアが治ることである.
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