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特集 サルベージとコンバージョン―集学的治療で外科手術に求められるもの
各論
肺―肺癌に対するsalvage surgeryの現状と展望
Salvage pulmonary resection for lung cancer
鈴木 健司
1
Kenji SUZUKI
1
1順天堂大学大学院医学研究科呼吸器外科学講座
pp.415-422
発行日 2014年4月20日
Published Date 2014/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105012
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【ポイント】
◆StageⅢA-N2はinfiltrativeとdiscreteに分類され,いずれの標準治療も化学放射線療法とされているが,後者には外科切除が加えられることが多い.
◆Salvage surgeryの報告は肺癌において極めて限られている.一方で,化学放射線療法後の手術は安全に施行可能であるとする報告もあり,最近のhigh-dose radiotherapy(74 Gy)に対する否定的な臨床試験の結果も手伝い,今後salvage surgeryの意義が再検討される可能性が高い.
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