特集 切徐可能なStage Ⅳ胃癌に対する外科治療
扉
pp.1405
発行日 2013年12月20日
Published Date 2013/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104863
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胃癌治療ガイドライン上,Stage Ⅳ胃癌に対して推奨されているのは化学療法,放射線治療,緩和手術,best supportive careである.これに則れば,小さな肝転移が1個あっても,あるいは大動脈周囲リンパ節に腫大が認められても,根治を目標とした手術の適応にはならない.しかし,大動脈周囲リンパ節はかつては系統郭清の範囲内であった時代もある.
こうした一部のStage Ⅳ癌について,根治をめざした,すなわち郭清を伴う定型的胃切除術を行うことはあり得ないであろうか?
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