ひとやすみ・101
夫の付き合う人は
中川 国利
1
1仙台赤十字病院外科
pp.914
発行日 2013年8月20日
Published Date 2013/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104692
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- 文献概要
永らく学会活動を行っていると,出身大学や医局の垣根を越えて知人や友人ができる.特に卒業年度が同じ同期生とは世代や職場環境を同一にするだけに親近感が涌いて懇意となる.そして,情熱をもって仕事に邁進している同期生と語らうことにより,大いなる刺激を受けるとともに安らぎを覚える.
いまだに学会活動を行っている私達の年代は,しかるべき社会的地位にあり,有能な人材が多い.そして早朝から深夜まで,また休日にも仕事に邁進している.学会では特別講演や座長を務め,各種の委員会や学会を取り仕切るなど,超多忙な活躍をしている.彼ら同期生とは学会会場で語らうとともに,会長招宴では同じテーブルを囲み,さらには同期生だけの懇親会も開いている.そして,お酒が入ると互いの肩書きを忘れ,それぞれの家族や病気についてまで忌憚なく語り合っている.
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