Japanese
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特集 食道癌・胃癌切除後の再建法を見直す―達人の選択
〔達人が勧める再建法〕
胃癌
完全腹腔鏡下幽門側胃切除術
Totally laparoscopic distal gastrectomy with lymph node dissection
福永 哲
1
,
民上 真也
1
,
櫻井 丈
1
,
榎本 武治
1
,
諏訪 敏之
1
,
小野田 恵一郎
1
,
京井 玲奈
1
,
夕部 由規謙
1
,
松下 恒久
1
,
宮島 信宜
1
,
大坪 毅人
1
Tetsu FUKUNAGA
1
1聖マリアンナ医科大学消化器・一般外科
pp.1395-1401
発行日 2012年11月20日
Published Date 2012/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104349
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【ポイント】
◆完全腹腔鏡下幽門側胃切除術の再建は結腸前のRoux-en-Y法で行うが,Y脚の吻合を先に行うことで挙上空腸のねじれを予防できる.
◆Y脚の吻合は自動縫合器による側々吻合で行い,挿入孔の閉鎖は流入路の狭窄に注意して,自動縫合器または手縫いで縫合閉鎖する.
◆胃空腸吻合は,自動縫合器による残胃大彎での順蠕動性の側々吻合を行うが,極小残胃ではOrVilによる端側吻合を行う.
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