病院めぐり
津山中央病院外科
林 同輔
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1津山中央病院外科
pp.1305
発行日 2012年10月20日
Published Date 2012/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104266
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当院は岡山県の県北に位置する人口11万人弱の津山市にあります.当市は古くは宇田川一族に代表される蘭学の故郷として名を馳せ,近年ではB級グルメの「津山ホルモンうどん」で全国的に有名です.当院は財団法人津山慈風会を母体に昭和29年に設立されました.地域の中核病院として発展を続け,国立療養所津山病院の経営移譲を受けたのち,平成11年に救命救急センターを併設した新病院として現在の地に移転しました.岡山県北の拠点病院として近隣25万人の医療圏を持ち,兵庫県の西部からも患者さんが来院しています.
病床数は535床で,救命救急センター30床を備えています.年間の救急外来患者数は約26,000人で,救急車4,600台を受け入れており,1年365日24時間,県北の救急医療を担っています.また,早くからIT化に力を入れており,電子カルテを新病院開設とともに採用し(中四国で2番目),独自のシステムを構築してきました.
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