追悼
津山直一先生を悼む
中村 耕三
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1東京大学大学院医学系研究科外科学専攻感覚運動機能医学講座整形外科学
pp.784-785
発行日 2005年7月1日
Published Date 2005/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408100141
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東京大学名誉教授津山直一先生が2005年2月5日逝去されました.先生は神戸のお生まれで甲南高等学校から東京帝国大学に進まれ,1946年に医学部医学科を卒業,翌年東大病院整形外科副手,ついで文部教官助手になられました.1954年に東京医科歯科大学整形外科助教授となられ,55年にイギリス,56年にドイツへ留学されました.1958年に東大に戻られ,東大病院分院に整形外科を開設されました.
1965年,故三木威勇治名誉教授の跡を継がれ,整形外科学講座の第4代主任教授となられました.1972年からは東大病院リハビリテーション部の部長を併任されました.先生は学部学生は無論のこと,整形外科学教室,リハビリテーション部において,教育,指導に熱心にあたられ,1984年に定年退官されるまでの19年間に多くの人材を育てられました.
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