Japanese
English
特集 炎症性腸疾患のすべて―新しい治療戦略
〔小児〕
小児のIBD
Pediatric IBD
余田 篤
1
Atsushi YODEN
1
1大阪医科大学泌尿生殖発達医学講座小児科
pp.1282-1288
発行日 2012年10月20日
Published Date 2012/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104257
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【ポイント】
◆小児のIBDは成人より病変範囲が広範囲で重症のことが多く,発症後も重症化しやすい.
◆新規の免疫調節薬や生物製剤がIBD治療に導入されているが,投与に際しては従来の治療に抵抗する例を対象とし,これらの薬物の発症初期からの安易な投与は推奨されない.
◆小児IBDの外科治療は本人だけでなく,保護者にとっても受容が困難なことが多く,外科治療が遅れる傾向にある.
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