特集 炎症性腸疾患攻略の手引き―これだけは知っておきたい!
炎症性腸疾患治療におけるspecial situation
小児炎症性腸疾患の診察・治療―小児科⇔内科のコラボが大事
余田 篤
1
1大阪医科大学泌尿生殖・発達医学講座小児科
pp.1118-1121
発行日 2014年6月10日
Published Date 2014/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402107614
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ポイント
◎小児のIBD診療においてはIBD専門医(小児科,消化器内科,消化器外科,病理)とのコラボが必要である.
◎成人の治療をそのまま踏襲せず,小児期IBDの特徴を理解し,成長,QOLを常に考慮しながら治療する.
◎患児だけでなく,患児の両親を含めたメンタルケアが必要であり,臨床心理士の介入が必要なこともある.
◎小児IBD診療においては円滑な消化器内科医への移行(transition)を考慮する.
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