Japanese
English
特集 内視鏡外科手術の腕をみがく―技術認定医をめざして
〔各論〕
乳腺内視鏡下手術
Critical point of endoscopic breast surgery
福間 英祐
1
,
坂本 正明
1
,
坂本 尚美
1
,
中島 裕一
1
Eisuke FUKUMA
1
1亀田メディカルセンター乳腺センター
pp.464-469
発行日 2012年4月20日
Published Date 2012/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104021
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【ポイント】
◆乳房は体表臓器であり,整容性と癌根治性の両立が求められる.乳房に対する内視鏡下手術は腔を作製する組織剝離技術と言い換えることができる.
◆半球形である乳房の形状,大小胸筋,広背筋が腋窩に停止している解剖学的特徴から,傍乳輪切開,腋窩切開をアクセスポイントとするのが合理的である.
◆筋膜剝離,皮弁作製とも解剖学的膜構造をふまえた手技により,容易な組織剝離と癌根治が担保される.
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