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特集 「切除困難例」への化学療法後の手術―根治切除はどこまで可能か
非小細胞肺癌に対する根治的放射線化学療法後の手術
Surgery for definitive chemoradiotherapy for non-small cell lung cancer
豊岡 伸一
1
,
宗 淳一
1
,
枝園 和彦
1
,
牧 佑歩
1
,
三好 健太郎
1
,
上野 剛
1
,
杉本 誠一郎
1
,
山根 正修
1
,
大藤 剛宏
1
,
三好 新一郎
1
Shinichi TOYOOKA
1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科呼吸器・乳腺内分泌外科
pp.12-16
発行日 2012年1月20日
Published Date 2012/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103898
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【ポイント】
◆局所進行非小細胞肺癌に対しては根治的放射線化学療法を行うことが多いが,その後,外科手術になることがある.
◆根治的放射線化学療法の再発症例に対するサルベージ手術,あるいは高線量による導入放射線化学療法の有用性は確立していない.
◆高線量の放射線照射後の手術はリスクが高くなることが考えられるが,手術が原病,あるいは治療による合併症を改善する症例があり,必要に応じて手術を考慮すべきである.
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