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あとがき
桑野 博行
pp.1702
発行日 2011年12月20日
Published Date 2011/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103894
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去る平成23年9月17日に,「第822回外科集談会」を当番世話人として群馬の地でお世話する機会をいただいた.若き外科医の学会発表における所謂「登竜門」として関東を中心に開催され,実に822回の歴史を刻んできた伝統ある会であり,大変な光栄に浴したことに感謝しつつ,会の準備と運営にあたった.会には本会会長である日赤医療センター名誉院長,森岡恭彦先生も出席され,プログラムの最後まで,若き外科医の発表に温かいまなざしを注がれていたことは,私自身にとっても大きな感銘を覚えたものであった.
このような「外科集談会」はその歴史に違いはあるものの,全国の各地方で定期的に開催されているであろうし,またいくつかの全国規模の学会も学会長としてお世話させていただいた私自身がなぜこの「外科集談会」に関して書かせていただくかというと,全国規模の学会とはまた異なった,大きな感慨を抱いたからである.
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