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手術手技
加速乳房部分照射による乳房温存療法の手技―Open-cavity Implant法におけるアプリケーターの挿入
Open-cavity implant for accelerated partial breast irradiation(APBI)using HDR multicatheter brachytherapy
佐藤 一彦
1,3
,
高柳 博行
1
,
水野 嘉朗
1
,
加藤 雅宏
2
Kazuhiko SATO
1,3
1東京西徳洲会病院乳腺腫瘍センター
2東京西徳洲会病院放射線医学センター
3中山大学付属第3病院
キーワード:
乳房温存療法
,
加速乳房部分照射
,
Open-cavity Implant法
,
アプリケーター挿入
Keyword:
乳房温存療法
,
加速乳房部分照射
,
Open-cavity Implant法
,
アプリケーター挿入
pp.1669-1672
発行日 2011年12月20日
Published Date 2011/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103881
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要旨
乳房温存術後に行う放射線照射期間の短縮およびさらなる整容性の希求から,乳房部分照射が注目されている.本稿では,小線源を用いた組織内照射による乳房温存療法の手技について述べる.
腫瘍直上の皮膚厚を5mm以上保つよう円状部分切除を行い,断端にクリップを留置し照射計画の指標とする.乳腺組織縫縮によるクーパー靱帯の再形成後,テンプレートを用いてアプリケーターを直視下に留置する.真皮縫合後,cavity内に生理食塩水を注入し手術を終了する.照射範囲はクリップより約1~1.5cm外側に設定し,1回4Gy,1日2回総線量32Gy照射を行う.アプリケーターを抜去し,治療を終了する.
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