病院めぐり
名古屋セントラル病院外科
木村 保則
1
1名古屋セントラル病院外科
pp.648
発行日 2011年5月20日
Published Date 2011/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103554
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当院は,名古屋駅から徒歩10分と名古屋の中心に位置する,東海旅客鉄道株式会社(JR東海)の企業立病院です.その歴史は古く,名古屋鉄道診療所として開設されたのは大正8年4月で,その後,名古屋鉄道病院,JR東海総合病院と名称を変えてきましたが,建物の老朽化に伴い,平成18年7月により高度な医療の提供を目指して新築移転し,現名称で新たなスタートをきりました.新病院は地上10階,地下1階,免震構造で,屋上緑化やコ・ジェネレーションなど環境にも配慮した設計であり,名古屋市のハートビル法認定建築物に指定されています.
移転を機に電子カルテ,PET,ナビゲーション・術中MRI・手術用顕微鏡・データマネージメントシステムを統合した脳神経外科手術システム(ブレインスイート),定位放射線治療装置(ノバリス),前立腺肥大症治療のKTPレーザー機器(PVP),シームレス救急CT(SMART)などの最新鋭医療機器を導入し,地域医療に貢献しています.現在の診療科は19科,常勤医師は51名(初期研修医9名含む)です.病床数は一般病床180床,HCU 12床,ICU・CCU 6床の計198床で,全室個室が特徴であり,患者さんの療養環境は非常に整備されています.
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