Japanese
English
特集 医療経済からみた大腸癌化学療法
医療費の削減と副作用の軽減を目指したmodified OPTIMOX療法
Modified OPTIMOX therapy aims at cut of medical expenses and reduction of side effects
西岡 将規
1
,
島田 光生
1
,
栗田 信浩
1
,
岩田 貴
1
,
森本 慎也
1
,
吉川 幸造
1
,
東島 潤
1
,
宮谷 知彦
1
,
柏原 秀也
1
,
三上 千絵
1
,
三宅 秀則
1
Masanori NISHIOKA
1
1徳島大学外科学
pp.40-44
発行日 2011年1月20日
Published Date 2011/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103376
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【ポイント】
◆Modified OPTIMOX療法はFOLFOX療法と比較して無増悪生存期間および奏効率は同等であり,末梢神経障害を低率に抑える.
◆ベバシズマブ併用にかかわらずmodified OPTIMOX療法とFOLFOX療法では薬剤費に170万円の差を認める(治療期間12か月).
◆薬剤費増加は保険財政を切迫し,患者負担も増加させるため,社会全体で考えていくべき問題である.
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