特集 癌診療に役立つ最新データ2007-2008
Ⅺ.大腸癌
大腸癌の治療に関する最新のデータ
植竹 宏之
1
,
榎本 雅之
1
,
樋口 哲郎
1
,
安野 正道
1
,
飯田 聡
1
,
小林 宏寿
1
,
石川 敏昭
1
,
石黒 めぐみ
1
,
杉原 健一
1
Hiroyuki UETAKE
1
1東京医科歯科大学医学部附属病院大腸肛門外科
pp.349-353
発行日 2007年10月22日
Published Date 2007/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101923
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要旨:『大腸癌治療ガイドライン 医師用2005年版』によりわが国における大腸癌治療の基本指針が示された.大腸癌の手術は,肛門の温存などQOLを考慮した術式が増えている.5年生存率は向上しており,これは診断学の向上や手術手技の改善,術前・術後の補助療法が寄与していると考えられる.近年,早期癌に対する手術が増えており,今後は内視鏡的切除や腹腔鏡下手術の普及と増加が予測される.
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