特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
7.大腸癌の化学療法
大腸癌化学療法の副作用対策
松田 健二
1
,
森脇 俊和
1
,
兵頭 一之介
1
Matsuda Kenji
1
1筑波大学大学院消化器内科
pp.444-451
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103307
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
■有害事象共通用語規準(CTCAE)に基づいて副作用の種類,程度を見きわめる.
■殺細胞障害性薬剤(FU系薬剤,イリノテカン,オキサリプラチン),分子標的薬剤(ベバシズマブ,セツキシマブ,パニツムマブ)のそれぞれ特徴的な副作用を念頭に置いて対応する.
■事前に防止可能な副作用に対しては,積極的に予防を行う.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.