Japanese
English
特集 癌化学療法レジメンの選択とその根拠:消化器癌
大腸癌に対する化学療法
Chemotherapy for colorectal cancer
小西 毅
1
,
渡邉 聡明
1
,
名川 弘一
1
Konishi Tsuyoshi
1
1東京大学大学院医学系研究科腫瘍外科
キーワード:
大腸癌
,
再発
,
治療
,
化学療法
,
補助療法
,
補助化学療法
Keyword:
大腸癌
,
再発
,
治療
,
化学療法
,
補助療法
,
補助化学療法
pp.1047-1052
発行日 2003年8月20日
Published Date 2003/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101470
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大腸癌に対する治療の第一選択は手術である.大腸癌に対する化学療法の適応は切除不能な進行・再発症例に対して行う場合と,治癒切除後の再発のリスクが高い症例(主にDukes C症例)に対して術後補助療法として行う場合とに大別される.切除不能な進行・再発症例に対して一般的に行われている化学療法としては5-FU単剤投与,5-FU/LV療法,CPT-11単剤投与などがあげられる.一方,術後補助療法として一般的に行われている化学療法としては5-FU/LV療法に加え,本邦では経口フッ化ピリミジン剤が汎用されている.
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