大腸癌の最新事情-防止・治癒を目指して
《トピックス》PET/CTと大腸癌
池田 正孝
1
,
水島 恒和
,
山本 浩文
,
関本 貢嗣
,
土岐 祐一郎
,
森 正樹
1大阪大学 消化器外科
キーワード:
腫瘍多剤併用療法
,
大腸腫瘍
,
X線CT
,
診療ガイドライン
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Bevacizumab
,
陽電子放射型断層撮影
,
IFL Protocol
,
FOLFOX Protocol
Keyword:
Bevacizumab
,
Antineoplastic Combined Chemotherapy Protocols
,
Tomography, X-Ray Computed
,
Colorectal Neoplasms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Fluorodeoxyglucose F18
,
Positron-Emission Tomography
,
Folfox Protocol
,
IFL Protocol
pp.865-868
発行日 2011年11月1日
Published Date 2011/11/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2012028867
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・PET/CT検査が実臨床に導入されて久しい。大腸癌治療におけるPET/CT検査の意義はまだ今後の臨床試験の結果にゆだねられているところが多いが、術前に充分に大腸精査ができなかった症例、直腸癌局所再発症例での診断に関して有用である。・NCCNのガイドラインでは、手術適応になる可能性のある症例に対する手術適応判断時、ならびに術後の経時的なCEAの上昇があり転移再発が疑われるときとしている。・今後、CT・MRIとPET/CT検査の大腸癌治療における位置づけを確立していく必要がある。
©Nankodo Co., Ltd., 2011