Japanese
English
特集 [臓器別]消化器癌終末期の特徴とターミナルケア
胃癌の終末期の特徴とターミナルケア
Symptoms and care for patients with terminal-stage gastric cancer
岩上 志朗
1
,
今村 裕
1
,
長井 洋平
1
,
宮本 裕士
1
,
岩槻 政晃
1
,
林 尚子
1
,
渡邊 雅之
1
,
馬場 秀夫
1
Shiro IWAGAMI
1
1熊本大学大学院生命科学研究部消化器外科学
キーワード:
進行胃癌
,
転移
,
緩和治療
Keyword:
進行胃癌
,
転移
,
緩和治療
pp.1244-1249
発行日 2010年9月20日
Published Date 2010/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103179
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:終末期の胃癌の症状は,癌性疼痛,全身倦怠感,嘔気・嘔吐,消化管閉塞症状,体腔液の貯留,尿路閉塞,disseminated intravascular coagulation(DIC)など多岐にわたる.末期患者の苦痛を取り除き,quality of life(QOL)を向上させるために,病態に応じた適切な治療を行う必要がある.本稿では胃癌末期に特有な病態や症状を取り上げ,その治療法について概説する.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.