病院めぐり
栗原市立栗原中央病院外科
内田 孝
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1栗原市立栗原中央病院外科
pp.266
発行日 2010年2月20日
Published Date 2010/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102974
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栗原市は岩手県と宮城県の県境に位置しており,2004年に10町村が合併してできた人口8万弱の地方都市です.2008年6月の岩手宮城内陸地震の被災地として全国ニュースにもなりました.当院は栗原市の急性期医療と2次救急医療を担う病床数300(一般250床,療養50床)の中核病院です.2002年7月改築・移転した新しい病院で,免震構造を有します.岩手宮城内陸地震は震度6強でしたが,おかげで病院の被害は皆無で,被災地内にありながら災害医療が可能でした.
2008年4月には病院機能評価Ver. 5の認定を受け,救急指定病院,災害拠点病院,管理型臨床研修病院でもあります.当院の標榜の診療科は14科で,常勤医師数は24名です.2010年度は2名の初期研修医を迎えます.外科関連の修練施設として日本外科学会外科専門医制度修練施設・日本消化器外科学会専門医修練施設となっており,マンモグラフィ検診施設画像認定も受けています.
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