特集 できる!縫合・吻合
Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法
9.そのほか
腸管利用による尿路変向術におけるパウチの縫合
納谷 幸男
1
Yukio NAYA
1
1千葉大学フロンティアメディカル工学研究開発センター
pp.415-418
発行日 2009年10月22日
Published Date 2009/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102852
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はじめに
パウチの概要は,腸管を開いて蠕動を打ち消すことができるようにプレートを作り,それを袋とすることである.パウチには,自己導尿型と自排尿型があるが,現在,最も一般的に行われている手技は回腸を用いた自排尿型のStuder法1)とHautmann法であろう.この項では,われわれの行っているStuder法に基づいた回腸の縫合につき,解説する.
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