特集 トラブルゼロを目指した泌尿器縫合術―今さら聞けない! 開放手術のテクニック
〈各開放手術における縫合術〉
膀胱全摘除の尿路変向における縫合術
三木 淳
1
1東京慈恵会医科大学附属柏病院泌尿器科
キーワード:
膀胱全摘除術
,
尿路変向術
Keyword:
膀胱全摘除術
,
尿路変向術
pp.460-464
発行日 2022年6月20日
Published Date 2022/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207595
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▶ポイント
・回腸尿管吻合では,尿管の最短化と尿管粘膜を確実に縫合することが重要であり,Bricker/Nesbit法,またはWallace法ともに,モノフィラメント吸収糸を用いた連続縫合を行う.
・新膀胱造設時の腸管縫合は,吸収性barbed suture糸を用いて,術者と協調して助手が糸に緊張をかけ,緩みをなくすことで,テンポよく確実な連続縫合を行う.
*本論文中、[▶動画]マークのあるものにつきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年6月末まで公開)。
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